|
|
|
7月13日〜16日(又は8月13日〜16日)に行われる先祖の霊を供養する法会です。寺院では餓鬼に飲食(おんじき)を施す施餓鬼会と共に執り行われることが多く、当寺でもそうしています。各家庭では精霊棚を設け、盆飾りやお供えをして先祖の霊を迎えます。13日には墓参りをしてご先祖様を迎えに行き、夕方に迎え火を灯し16日には送り火を焚いて送りだします。 |
|
盂蘭盆とは梵語のウランバナに由来し、逆さ吊りの苦しみという意味です。そこで苦しみを受けている霊に飲食を供えて供養した言い伝えが盂蘭盆に転化したとも言われています。 |
|
盂蘭盆経によれば釈迦の高弟目連が餓鬼道に落ちた母の苦しみを救うため、釈迦の教えに従い自恣(じし:梅雨明けに行う懺悔の会)の日である7月15日に百味の飲食、五果等を供えて十方の衆僧を供養しました。すると目連の功徳と衆僧の回向によって母の苦しみを救うことが出来たとあります。この話とウランバナの言い伝えとを合わせて考えると本来、盂蘭盆会とは「供養を積む功徳によって魂を救済する法会」なのです。 |
|
亡くなって初めて迎える盂蘭盆を新盆と言い、その新仏様には、より丁重なご供養を執り行います。 |
|
お盆の間菩提寺の僧侶が檀信徒家に追善の読経に伺いますが、これを棚経(たなぎょう)と言います。現在長國寺の棚経は新盆を迎えた新仏様がいらっしゃるお宅にだけお伺いしています。 |
|
|
日付: |
7月20日(土) |
時間: |
午前13:00 法話
午後14:00 法要 |
場所: |
長國寺本堂 |
|
ご先祖様は馬に乗ってやってきて、牛に乗ってゆっくりお帰りになると言います。時節の収穫物や藁で乗り物を作り精霊棚に飾ります。 |
|
法要にご来寺いただくときは: 数珠をお持ちの方は必ずご持参願います。
新盆をお迎えのときは:
棚経にお伺いする日取りは当寺より問い合わせ申し上げますが、お盆の頃特にご都合のある場合には早めにご連絡願います。
電話【03-3872-1667】長國寺 |
|
|